目的別の入院病棟
入院病棟・介護医療院のご案内
当院では、「地域包括ケア病床」「医療療養病床」「介護医療院」の3タイプの病床・施設を備えており、患者さまの病状や要介護度に合わせて最適な医療・看護・介護を提供しています。
地域包括ケア病床 (27床)
急性期を終えた後のリハビリが必要な方、在宅・施設療養中に急に入院が必要になった方などに対し、リハビリや治療を行い、在宅・施設復帰を支援する病床です。保険診療上、入院期間が60日以内に定められているのが特徴です。
【このような方が地域包括ケア病床の対象です】
- 急性期治療後、日常生活動作(ADL)向上や誤嚥予防のリハビリが必要な方
- 自宅・施設での療養中に、一時的に入院が必要になった方
- かかりつけ医の先生から、入院が必要と判断された方
- 自宅で介護しているご家族に、病気や急用が生じた場合(レスパイト入院)
など
医療療養病床(78床)
医療療養病床は、急性期治療を終えて慢性期にある患者さんに対し、医療措置やリハビリなどのサービスを提供します。比較的安定した患者さんを対象とした病床です。
以下の医療行為が必要、または該当する状態である方。
- 点滴
- 腹膜透析
- 中心静脈栄養
- 経管栄養
- 人工呼吸器
- 1日8回以上の喀痰吸引
- 感染症
- 気管切開
- 酸素療法
- インスリン
- 指定難病
- 褥瘡・潰瘍
- 疼痛コントロール
- 認知症
- 終末期のお看取り
など。
この他の医療行為が必要であっても検討可能です。
事前に医療機関から頂いた情報と、ご家族から頂いた情報により総合的に判断します。
介護医療院(定員60名)
介護医療院では要介護者の方に対して、医療・介護・生活の場を提供しています。
病床ではありませんが医師が配置されているため、喀痰吸引や経管栄養など医療ニーズの高い要介護者の方にも対応できます。
また、パーティションやカーテンで仕切られているため、4人部屋であってもプライバシーが守られる点も介護医療院の特徴です。